南河内バスファンblog

ただの路線バスマニアです

★旧ブログ過去記事★関西各地区の路線バス廃止等問題【路線バス/廃止問題】

金剛バスの全路線廃止表明後

今まではあまり取り上げられなかった

路線バスの廃止について報じられるようになりました

 

阪急バスでも動きがありました

2023年11月に路線廃止を行っています

これにより阪急梅田駅前を発着していた一般路線が消えました

続いて京阪バスが2023年12月に路線再編を行い

一部路線の廃止や年1回運行等減便を行いしました

また、今春にも再編を行うことになっています

それだけではなく

奈良交通では地元自治体との協議が続いています

ニュータウン等もあり栄えていると思っていた生駒市

生駒駅及び東生駒駅発着路線の廃止及び再編が提案されていました

生駒市が支援に乗り出し、先ずは1年延長となりましたが

さらに1年延長となり2025年3月まで運行継続となっています

対象路線は下記3路線です

「ひかりが丘住宅線」「生駒ニュータウン線」「北田原線」

 

また、木津川市の広報やホームページによると

同市内の路線について奈良交通から話があり

先ずは1年、市が支援する形で運行の継続する方向で協議されています

最後に和歌山バスについて

昨年春に一部路線(4路線)の廃止を申し入れた和歌山バス

地元との協議の結果、一部増便を行い

利用促進を行う形で継続されましたが

昨年末に3路線の廃止をホームページで明らかにしました

 

いずれの路線も代替交通機関が無い地域であり

今後の動向について注目されています

特に「和製アマルフィ」と言われている

雑賀崎(さいかざき)」地区の路線も無くなります

↑観光で利用する方はほぼ皆無です

公式ホームページの路線図をもとに

廃止後の路線を反映してみました(推測)

さらに阪神バスでも路線再編が行われることになり

大阪市内に唯一乗り入れていた路線(現在、土休日に1便のみ)も

休止となります

 

間もなくやってくる2024年問題

運輸業界がどうなっていくのか

その動向に注視しなければなりません

 

バスだけでなくトラック等物流や宅配業界も絡みます

 

★旧ブログ過去記事★金剛自動車ホームページが閉鎖【路線バス/金剛バス】

さて、少し前まで閲覧可能でした金剛バスホームページ

2024年1月4日に確認するとID及びパスワードを要求され

閲覧できなくなりました

 

時刻表は2023年12月21日の午後に削除されていましたが

今回はホームページそのものが閉鎖となりました

 

なお、アーカイブサイトに今のところ残っています

※情報は過去のものになりますので閲覧注意

 

 

★旧ブログ過去記事★4市町村コミバスの予算とたいしのってこバスが新車導入へ【路線バス/金剛バス廃止関連】

何とか舵をきった

「4市町村コミバス」や「たいしのってこバス」

今のところ年度末までの予算ですので

その後どうなるのか気になりますが

現時点ではアナウンスはありません

このままの運賃では維持困難かと思われますし

どうなるのでしょうね?

 

さて、そんな予算のお話でも軽くいきます

ズブの素人で単なるバスマニア目線ですので

予めご了承を

 

広域協議会で予算の話がありましたね

 

4市町村内を走る距離に応じて負担金が設定され

それが運営費の源となっています

富田林駅及び喜志駅が起点となるため富田林市が多く

その次に路線数が多い河南町の順となっています

合計で約1.5億円の補正予算は今年度末までです

協議会が2023年10月1日設置ですから

その日を起算日とすれば半年

運行開始を起算日とすれば約3か月

初期費用も含みますので妥当といえばそうかもしれませんが

4つの市町村に路線網があるため予算も高くなります

 

ただし、この予算はあくまでも広域協議会運営路線のみで

自治体単独で運営する路線は含まれていません

太子町「たいしのってこバス」や

河南町運営となる河内線や白木線など

これらは各自治体の自己負担となります

その予算ですが各市町村議会で審議され補正予算が組まれました

ある程度は調べましたが具体的に載せると

物凄く記事が長くなるため省き金額と

人口で割っただけの住民一人当たりの負担相当額だけ載せます

 

富田林市 6,695万円/人口一人あたり約631円負担

 広域協議会への負担金 6,556万4千円
 甘南備地区乗合タクシー 138万6千円

 

太子町 1億596万1千円/人口一人あたり約8,421円負担

 広域協議会への負担金 2,635万1千円

 たいしのってこバス予算 7,961万円(限度予算)

 ※新車(日野ポンチョ3台購入費用→2台導入決定)

河南町 9,831万3千円/人口一人あたり約6,505円負担

 広域協議会への負担金 5,035万2千円

 町単独で維持する路線 4,796万1千円

 ※うち金剛バス車両購入費1,100万円(200万×5台と元1901が100万?)

千早赤阪村 2,930万2千円/人口一人あたり約6,362円負担

 広域協議会への負担金 770万4千円

 村バス等諸経費の予算 2,159万8千円

となります

※各市町村公式ホームページの補正予算や単独協議会資料参照

 

 

 

 

 

 

 

太子町に関しては新車購入費用が来年度に跨り含まれるため

それを除くと恐らく河南町の負担がいかに大きいかがわかります

来年度以降は運賃や広告収入等もあるでしょうし

それらによって運賃改定等が行わるものと思われます

 

続いてタイトルの後者について

大阪府太子町は「たいしのってこバス」へ

新車を2台導入することを決めました

第3回太子町地域公共交通会議の資料によると

当初は3台購入予定であったが先ずは2台購入することになりました

もともと3台購入しても運用は2台で1台は予備となる話でした

また、第3回単独協議会では傍聴者も含めて多数決をとり

基調色が紫色に決まりました

議事録を読むと「たいしくん」ラッピングなどの意見も出ており

登場するのが楽しみですね

車種は日野ポンチョの1ドア車です

 

 

★旧ブログ過去記事★金剛バス廃止代替バス運行開始【路線バス/コミュニティバス】

昨日書くつもりでしたが

写真の整理だけで終わってしまいました汗

 

さて、2023年12月21日より

大阪府富田林市、太子町、河南町千早赤阪村

いわゆる南河内地区で新たな交通サービスが開始しました

 

前回投稿の通りこの地域を支えていた金剛バスが

全路線廃止(路線バス事業廃止)となったため

コミュニティバスを運行することになりました

 

その準備期間はナント!!約3か月半という短期間

4市町村協議会や各市町村ごとの協議会を行い

何とか廃止日翌日から走らせることが出来ました

それでも4市町村の温度差が激しく

この先は何とか同じラインに並ぶことを祈るばかりです

そうしなければ維持困難に陥るものと思います

 

なお、各路線の詳細などは

富田林市公式ホームページ内の「4市町村コミバス」で

ご確認ください

※非公式な情報はこのホームページにもあります

 

運行開始日の当日は朝から様子を見てきました

なお、河南町役場では出発式が行われたそうです※芸大NEWS参照

早朝にも関わらず私のような物好きがそこそこいました

富田林駅前の始発便は東條線の補完運行

甘南備ゆきのレインボーバスです

この補完運行のためレインボーバスが1日3便と減便です

続いて楠公道路をさくら坂からの近鉄バス

その後、東條線と千早線の南海バスがやってきました

昨日までは金剛バス一色の駅前が

ご覧のような感じです

南海バス白色LED表示器搭載のノンステップバス

金剛バスエリアが近代化されました

なお、近鉄バス南海バス及びレインボーバス便に限り

ICOCAPiTaPaなど交通系ICカードが利用できます

 

続いては河南町所有のバスがやってきました

従来のカナちゃんバス用のマイクロバスと

協議会でも話がありましたが金剛バスから購入した大型車です

金剛バス車両は同じ車種で統一され

金剛バス社番の2102~2105及び2201の計5台

日産ディーゼルスペースランナーRA(型式:PKG-RA274KAN)です

塗装も広告も行先表示もそのままですが

自家用有償旅客運送という位置づけで河南町が所有することから

白ナンバーとなり必要な表記が貼られています

金剛(Kongo)部分は目隠ししてありますが

やはりここにはこのカラーが見慣れていますね

なお、元金剛バス車両はMK観光バス委託のようです

 

芸大生がデザインした柄をまとうカナちゃんバスの新車両も

富田林駅前にやってきます

写真の白木線寺田止まりですが

寺田到着後に「かなんぴあ」へ回送し

カナちゃんバスの本業に入ります

カナちゃんバス車両は従来通りみつばコミュニティへの委託です

次は千早線の補完運行です

こちらは日野ポンチョという小型車

シダックス系列の大新東に委託しています

折り返しは「北大伴」表示で駅前を出ていきましたが

千早赤阪村立中学校前へ向かいました

 

そして期待通りの3色並びもタイミング次第では拝めます

 

駅前の見物を終えた後

千早赤阪の村バスがどうなっているかを確認するため

山の方へ向かっていると

中学校前バス停付近にこの車が留め置かれていました

どうやら大新東のバスはここが車庫のようです

この車は金剛バス唯一の中型バス1901号車でしたが

千早赤阪村が購入したそうです

登山客の多い日にでも走らせるのでしょうか?

ご覧の通りこの付近でも雪が降っていました

そして「村バス」は大新東三菱ふそうローザでした

スーパーロングボディの車両で型式は2RG-BE740Jと思われます

フロントは現行の三菱ふそうブラックベルトとなっており

標準仕様のこのヘッドライト姿が界隈では人気があります

 

それでは喜志駅及び太子町内へ

 

喜志駅発着の阪南線と喜志循環線は近鉄バスが担当します

阪南線は大型バス、喜志循環線は中型バスでした

なお、阪南線の夕方以降は河南町が補完運行を行います

 

ちなみに今回の代替バスですが

近鉄バスは八尾営業所が担当し

南海バスは泉北営業所が担当しています

こちらは叡福寺前の道路です

聖徳太子御廟前のバス停は横断歩道上にあることから

この場所から移設されてしまいました

 

太子町内については喜志循環線以外は全て町内完結運行で

たいしのってこバスを再編し上ノ太子駅や役場を中心に運行です

従来通り大阪第一交通へ運行を委託し

車両もそのまま使用しているほか

写真の車はレンタカーで賄っています

 

長くなりましたが初日のレポートでした

 

★旧ブログ過去記事★97年の歴史に幕を閉じる日【路線バス/金剛バス】

最終日はそっと見守ろうと思っていましたが

妻から「最後なんだし後悔せんように行っておいで」と

ありがたいものです、いや、バスばっかりで呆れられているかな?

 

1925年(大正14年)5月30日

金剛自動車乗合組合として路線バス事業の免許を取得し

1937年(昭和12年)6月9日

金剛自動車株式会社を設立

路線バス事業の免許取得から間もなく100年という

節目を迎えようとした矢先

2023年(令和5年)9月11日に事業廃止が公表されました

 

そして今日、2023年(令和5年)12月20日(水)

最終バスをもって金剛自動車の路線バス事業が廃止となります

 

これにより同社が抱えていた全ての事業が廃止となり

清算等の処理が終わり次第、会社をたたむとのことです

 

南河内の足となり支えてくれた
金剛バス・金剛タクシー
ありがとうございました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★旧ブログ過去記事★非公式路線あんないを公開しました【路線バス/金剛バス廃止代替路線】

お待たせしました

いや、だれも待っていないか

 

各市町村で公開の始まった

金剛バス廃止代替路線の時刻や路線図

 

個人的にまとめたものを当サイトで公開しました

トップページ上部のメニューに追加しています

【重要なお願い】

管理人が趣味の範囲で個人的に作成したものです

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その他、関係各所への問い合わせは絶対にしないでください

 

★旧ブログ過去記事★大阪府太子町、金剛バス廃止後のコミバス概要を公式HPで発表【路線バス/金剛バス廃止問題】

4市町村の中で中々時刻表等の公開が無い大阪府太子町

広報たいし配布時に添付されていた金剛バス廃止後の概要が

同町公式ホームページで公開を開始しました

太子町内の金剛バス路線の代替の大半は

同町コミバス「たいしのってこバス」を再編する形です

そのため、金剛バスの上ノ太子駅~喜志駅間が事実上廃止となります

喜志駅へは近鉄バスが喜志循環線として

金剛バスの太子葉室循環を補うものの今までの本数を考えると少なくなります

近鉄バスが運行することになる喜志循環線と

たいしのってこバスの接続については考慮されていません

 

ここでも4市町村の足並みがそろわない弊害が出るようです...