南河内バスファンblog

ただの路線バスマニアです

★旧ブログ過去記事★金剛バス廃止代替バス運行開始【路線バス/コミュニティバス】

昨日書くつもりでしたが

写真の整理だけで終わってしまいました汗

 

さて、2023年12月21日より

大阪府富田林市、太子町、河南町千早赤阪村

いわゆる南河内地区で新たな交通サービスが開始しました

 

前回投稿の通りこの地域を支えていた金剛バスが

全路線廃止(路線バス事業廃止)となったため

コミュニティバスを運行することになりました

 

その準備期間はナント!!約3か月半という短期間

4市町村協議会や各市町村ごとの協議会を行い

何とか廃止日翌日から走らせることが出来ました

それでも4市町村の温度差が激しく

この先は何とか同じラインに並ぶことを祈るばかりです

そうしなければ維持困難に陥るものと思います

 

なお、各路線の詳細などは

富田林市公式ホームページ内の「4市町村コミバス」で

ご確認ください

※非公式な情報はこのホームページにもあります

 

運行開始日の当日は朝から様子を見てきました

なお、河南町役場では出発式が行われたそうです※芸大NEWS参照

早朝にも関わらず私のような物好きがそこそこいました

富田林駅前の始発便は東條線の補完運行

甘南備ゆきのレインボーバスです

この補完運行のためレインボーバスが1日3便と減便です

続いて楠公道路をさくら坂からの近鉄バス

その後、東條線と千早線の南海バスがやってきました

昨日までは金剛バス一色の駅前が

ご覧のような感じです

南海バス白色LED表示器搭載のノンステップバス

金剛バスエリアが近代化されました

なお、近鉄バス南海バス及びレインボーバス便に限り

ICOCAPiTaPaなど交通系ICカードが利用できます

 

続いては河南町所有のバスがやってきました

従来のカナちゃんバス用のマイクロバスと

協議会でも話がありましたが金剛バスから購入した大型車です

金剛バス車両は同じ車種で統一され

金剛バス社番の2102~2105及び2201の計5台

日産ディーゼルスペースランナーRA(型式:PKG-RA274KAN)です

塗装も広告も行先表示もそのままですが

自家用有償旅客運送という位置づけで河南町が所有することから

白ナンバーとなり必要な表記が貼られています

金剛(Kongo)部分は目隠ししてありますが

やはりここにはこのカラーが見慣れていますね

なお、元金剛バス車両はMK観光バス委託のようです

 

芸大生がデザインした柄をまとうカナちゃんバスの新車両も

富田林駅前にやってきます

写真の白木線寺田止まりですが

寺田到着後に「かなんぴあ」へ回送し

カナちゃんバスの本業に入ります

カナちゃんバス車両は従来通りみつばコミュニティへの委託です

次は千早線の補完運行です

こちらは日野ポンチョという小型車

シダックス系列の大新東に委託しています

折り返しは「北大伴」表示で駅前を出ていきましたが

千早赤阪村立中学校前へ向かいました

 

そして期待通りの3色並びもタイミング次第では拝めます

 

駅前の見物を終えた後

千早赤阪の村バスがどうなっているかを確認するため

山の方へ向かっていると

中学校前バス停付近にこの車が留め置かれていました

どうやら大新東のバスはここが車庫のようです

この車は金剛バス唯一の中型バス1901号車でしたが

千早赤阪村が購入したそうです

登山客の多い日にでも走らせるのでしょうか?

ご覧の通りこの付近でも雪が降っていました

そして「村バス」は大新東三菱ふそうローザでした

スーパーロングボディの車両で型式は2RG-BE740Jと思われます

フロントは現行の三菱ふそうブラックベルトとなっており

標準仕様のこのヘッドライト姿が界隈では人気があります

 

それでは喜志駅及び太子町内へ

 

喜志駅発着の阪南線と喜志循環線は近鉄バスが担当します

阪南線は大型バス、喜志循環線は中型バスでした

なお、阪南線の夕方以降は河南町が補完運行を行います

 

ちなみに今回の代替バスですが

近鉄バスは八尾営業所が担当し

南海バスは泉北営業所が担当しています

こちらは叡福寺前の道路です

聖徳太子御廟前のバス停は横断歩道上にあることから

この場所から移設されてしまいました

 

太子町内については喜志循環線以外は全て町内完結運行で

たいしのってこバスを再編し上ノ太子駅や役場を中心に運行です

従来通り大阪第一交通へ運行を委託し

車両もそのまま使用しているほか

写真の車はレンタカーで賄っています

 

長くなりましたが初日のレポートでした