2024(令和6)年9月20日
大阪府堺市と南海バスの連携による「都心部と美原方面を急行バスでつなぐ実証実験(令和6年度 SMI美原ラインにかかる実証実験)」を今年度も行うことを発表しました。
この実証実験は堺市が行っている事業「SMI(堺・モビリティ・イノベーション)プロジェクト」の一環で2030年度の実現を目安に各種取り組みや実証実験が行われています。なお、2022年度に行われた自動運転バスの実証実験ですが、予算に組み込まれていた国の補助金要件に満たなかったため不採択となり自動運転バスの実証実験は今年度は行われません*1が、来年度は小型電気バスで2026年以降は大型電気バスで自動運転の実証実験を行う方向で協議しています*2。
話を戻します。今年度のSMI美原ラインは10月7日から12月20日まで行われます。運行時間は昨年度と異なり10時台~19時台で毎時1本(片道あたり)です。今回は八下州学校前(大泉緑地東)には停車せず、国道309号線沿いに丹南南停留所を新規設置し松原市の循環バスや約300m離れた近鉄バス今井停留所停車路線と乗り継ぎが出来るようになります。
車両は2022年度、2023年度と同じSMI美原ラインの
ラッピングされた南海バスを使用します。なお、点検等によりラッピング無し車両の場合があります。
運賃は200円~550円ですが、10月26日(土)と11月3日(日・祝)に限りどなたでも無料で乗車できます。また、南海バスの全線フリーパス(モバイル)でも乗車可能です。
都心部と美原方面を急行バスでつなぐ実証実験(令和6年度 SMI美原ラインにかかる実証実験) 堺市
ここから先は昨年度のSMI美原ラインについての実証実験結果について触れます。
R5年度 SMI美原ライン実証実験 結果とりまとめ(PDF:1,499KB)
運行期間は2023(令和5)年10月2日(月)~12月15日(金)で、7時台から20時台まで毎時1本の運行でした。ルートは下図の通りです。
初年度の要望により朝ラッシュ時の運行も行いましたが、2022年度と比較して全体的な1日平均の乗車率は30%程度減少しました。ラッシュ時の需要やSMI美原ライン専用の商業施設クーポン付き1日モバイルチケットも低調(利用者数全体のうち3.7%)でした。また、車内アンケートでは「運行されて良かった」という回答が圧倒的多数ですが、正直なところ乗車しているお客様だけにアンケートを行えばそうなりますよね。
結果の資料見る限り、今年度も行う必要性があるのかどうか疑問に感じます。私は美原区民でも堺市民でも無いので口出しすべきものではありませんが、SMIプロジェクトで色々と計画しすぎて細かいところまで手が回りにくいような気もします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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